国政選挙のポスター代金を市政に持ち込むな

豊橋市民のオンブズマン新聞 第一号で、豊橋市議会議員選挙のポスター代金は上限額58万6,905円が税金で支払われていることをお伝えしました。

個人的には58万6,905円は高すぎると感じるのですが、あなたはどう思われますか?そこで、この金額の根拠を調べたところ、58万6,905円は国政選挙における税金で支払われるポスター代金の上限額であることが分かりました。(公職選挙法施行令の一部を改正する政令(令和4年政令第172号))

そもそも58万6,905円では高すぎだと思っていたにも関わらず、なんと令和4年に573,030 円から58万6,905円へと値上げされていたのです。

しかし、しかし。なぜ国政選挙のポスター代金上限額が豊橋市議会議員選挙のポスター代金の上限額となっているのか不思議ではありませんか?地方政治は国の政治と違うのですから、同じにする必要はないのです。どうして国政選挙のポスター代金が豊橋市議会選挙のポスター代金と同額になったのか、その根拠を調べたところ、豊橋市 の令和4年6月 総務委員会 で決議されていたことが分かりました。

令和4年度の総務委員会のメンツは以下の通りで、全員ポスター代金値上げに異議を唱えませんでした。

議長 堀田伸一
梅田早苗   二村真一   中西光江
長坂尚登   松崎正尚   市原享吾
伊藤篤哉   田中敏一   芳賀裕崇

それぞれの令和5年度のポスター代金を載せておきます。

皆さん高額請求されてますね。長坂議員はポスター1枚に付き500円と区切りよく依頼したのでしょうか。それでも個人的には高く感じます。

どうでしょうか。選挙期間のわずか一週間のポスターのために、候補者一人あたり58万6,905円の税金が使われるのです。私が調べたところ豊橋市内の印刷屋さんでデザインと印刷代合わせても20万円あれば十分だとわかっています。市民が払う税金なので、市内の印刷屋さんで印刷を行うことが望ましいと考えていますが、一人のポスター代金は候補者あたり20万円以内するのが妥当だと思われるのではないでしょうか。

最後に国政選挙と同じ額のポスター代金と同額にすることを決めた議事録を見つけたので、発言集のスクショを載せます。

「進行」って誰が言ったのでしょうか。ちょっとイラッとします。