私は豊橋市の救急搬送数を調べてチラシを作成したりホームページで公開して来ましたが、このほどデータに不備があったことが判明しました。
配布してしまったので、チラシをご覧になった皆様には大変なご迷惑をおかけします。
消防年報は毎年7月ころに発行されるのですが、消防年報には救急車の出動数と、実際に救急車が人を搬送した数の2つの数字が載せられています。
消防年報から数字を拾い出すときは、実際に人が搬送された数字が妥当だと考え、救急搬送数を表に書き出しました。そして、最近のデータは消防年報には載っていないので、豊橋市の救急消防課に電話して救急車の出動祭数を聞き取り調査をしたのですが、そこに失敗がありました。電話で聞いた数字は救急搬送数ではなく、救急車の出動数だったのです。
つまり、私がこれまで公開していた表には、救急出動数と救急搬送数が混在していたのです。
私が調査し始めたきっかけは新型コロナ騒動なので、消防年報から取り出したデータはコロナ騒動以前、電話で聞き取り調査したデータはコロナ騒動以降となります。
ですから、コロナ騒動以前のデータは救急搬送数であり、救急出動数よりも少ない数字となり、電話で聞き取ったデータは救急出動数となり、救急搬送数よりも大きな数字になるのです。
結果として、コロナ以前とコロナ以降に、今まで示してきたデータほど劇的な開きはなくなりました。
しかし、数字の傾向としては私が主張してきたことと依然として合致しています。
つまり、新型コロナワクチン接種が始まってから救急車のサイレンが多く聞かれるようになったことは事実です。
複数の条件のデータを混在させた表とグラフを公開していたことをお詫びするとともに、注意して作成した表とグラフを改めて公開いたします。
正しい数字を入力し直した表はこちらです。